たんぽ

やっち

2011年01月18日 07:35

燗つけ器具「たんぽ」について

私が若い頃(ふた昔以上前)、屋台のおでん屋で燗酒頼むと必ず目にしていた燗つけ器具
「たんぽ」

最近の記事にも良く登場させていますが、若い方はご存知でないかも・・・。

そんな「たんぽ」のお話。

これがタンポ。


左から3号、2号、1号とサイズが大きい程大きな号数となります。
私が現物を所有しているのは3号までですが、メーカー(前川金属工業所)のホームページ
によると、10号!!まであるようです。

これはアルミ(アルマイト?)製ですが、昔は錫あるいは錫メッキのものだったような、
曖昧な記憶があります。

こいつに日本酒を入れて、おでん鍋の縁にひっかけて温めると(当然汁につけるんですよ)、
短時間に、手間いらずで燗酒になるって寸法です。

電気不要で、徳利を湯煎するより短時間でお燗ができるってことで、屋台すなわちアウト
ドア燗つけ器具として、昔から重宝されてきました。

店を構えているところでも、酒の量が一目瞭然なので使っているのを目にしたことがある
かも?



各サイズとも2段階の段差があります。量の目安(目盛)になっています。

1号の場合


下の段までおよそ0.5合が入ります。

さらに


上の段までおよそ1合が入ります。

これを3号に入れると

下の段まで入ります。

上の段までで、概ね2合入ります。

で2号タンポはその中間と。


ユニのキャンプケトルには3号タンポがぴったりサイズなんだけど、ソロクッカーだった
ら、背の低い2号や1号が良いかな?


んじゃ、これで。


あなたにおススメの記事
関連記事